2025年7月7日に開幕する東アジアE1サッカー選手権。今回は、日本代表がJリーグ所属の若手選手を中心に編成されたことが話題になっています。
ところで、「E1選手権」って、聞いたことはあっても、詳しくは知らない…という人も多いかもしれませんね。
この記事では、「E1選手権」がどんな大会なのかや、サッカー日本代表が国内組で出場する理由について、サクッとわかりやすく解説していきます。
- E1選手権ってどんな大会?基本ルールと出場国をわかりやすく解説
- なぜ国内組中心?日本代表にとっての位置づけを解説
- 2025年の注目選手は?フレッシュな代表メンバーに注目!
- 早川友基(鹿島アントラーズ/GK・25歳)
- ピサノ・アレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス/GK・19歳)
- 古賀太陽(柏レイソル/DF・26歳)
- 安藤智哉(アビスパ福岡/DF・26歳)
- 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア/DF・23歳)
- 久保藤次郎(柏レイソル/MF・26歳)
- 綱島悠斗(東京ヴェルディ/MF・24歳)
- ジャーメイン良(サンフレッチェ広島/FW・30歳)
- 垣田裕暉(柏レイソル/FW・27歳)
- 宮代大聖(ヴィッセル神戸/FW・25歳)
- 山田新(川崎フロンターレ/FW・25歳)
- 中村草太(サンフレッチェ広島/FW・22歳)
- 宇野禅斗(清水エスパルス/MF・21歳)
- 大関友翔(川崎フロンターレ/MF・20歳)
- 俵積田晃太(FC東京/MF・21歳)
- 佐藤龍之介(ファジアーノ岡山/MF・18歳)
- 原大智(京都サンガF.C./FW・26歳)
- 田中聡(サンフレッチェ広島/MF・22歳)
- まとめ
E1選手権ってどんな大会?基本ルールと出場国をわかりやすく解説
E1選手権(正式名称:EAFF E-1 サッカー選手権)は、東アジアの国と地域による男子サッカーの国際大会で、2年に1回のペースで行われています。
主催は東アジアサッカー連盟(EAFF)。2003年に「東アジアサッカー選手権」としてスタートし、2013年から現在の名称となりました。
この大会は、地域内の競技力向上や代表チームの実戦強化を目的としています。W杯やアジアカップのような“世界基準”とは異なり、東アジアに特化したライバル関係の中で競い合う舞台です。
2025年大会には、4チーム(日本・韓国・中国・香港)が出場します。
- 第1戦 7/8 vs香港 ○6-1
- 第2戦 7/11 vs中国 ○2-0
- 第3戦 7/14 vs韓国 ○1-0
本大会は、4チームによる総当たり戦(リーグ戦)で行われ、各チームが3試合ずつ戦います。順位は勝ち点によって決まり、最も成績の良いチームが優勝となります。
全日程を終え、日本は見事に3連勝を達成。東アジアE‑1選手権で、2大会連続・通算3度目の優勝を果たしました。
2026年ワールドカップに向けた強化の場としても重要な意味を持つ今大会。9月から再開する代表活動に向けて、どの選手が次のステップに進むのか、今後の動向にも注目が集まります。
なぜ国内組中心?日本代表にとっての位置づけを解説
日本代表がJリーグ所属の選手を中心に構成されているのは、E1選手権ならではの事情があります。
というのも、この大会はFIFAのAマッチ期間外に開催されるため、欧州クラブに所属する選手は基本的に招集できません。そのため、必然的に国内組(Jリーグ所属選手)が中心のメンバー編成になります。
各国代表がクラブから選手を呼べる決まった期間のこと。それ以外の時期は、クラブに選手を出す義務がないため、海外組は呼びにくくなります。
ただし、これは“制限”というより、むしろ“チャンス”と捉えることもできます。
実際、これまでの大会では、次のような選手たちが頭角を現し、今では日本代表の主力として活躍しています。
- 遠藤航(リバプール)
2015年大会に出場。当時は湘南ベルマーレ所属の若手ボランチ。今では日本代表の中盤を支える要となっている。 - 伊東純也(スタッド・ランス)
2017年大会に出場。当時は柏レイソル所属。スピードと突破力を武器に代表に定着した。 - 田中碧(リーズ・ユナイテッド)
2019年大会に出場。当時は川崎フロンターレ所属の若手MF。中盤の司令塔として台頭し、W杯メンバーにも選出された。 - 鈴木彩艶(パルマ)
2022年大会に出場。当時は浦和レッズ所属の19歳。大胆なセービングで注目を集め、現在は日本代表の守護神を務めている。
こうした選手たちの活躍が示すように、E1選手権は未来の日本代表を形づくる“登竜門”でもあります。
今大会のメンバーにも、その流れを受け継ぐ新たなヒーローの誕生が期待されています。
2025年の注目選手は?フレッシュな代表メンバーに注目!
今回の日本代表には、A代表に初めて選ばれたフレッシュな選手が14人も名を連ねています。
ここでは、彼らを中心に今季のパフォーマンスや注目ポイントをピックアップしてご紹介します(※2025年7月5日時点の記録に基づいています)。
早川友基(鹿島アントラーズ/GK・25歳)
今季のJ1リーグでは全試合にフル出場を果たしており、安定感のある守護神としてチームを支えている。
落ち着いたセービングと状況を読む判断力で、安定した守備を支えている。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発90分
- 第3戦 vs韓国 出場なし
ピサノ・アレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス/GK・19歳)
5月のJ1デビュー以降、全試合に先発出場しており、ゴールマウスを守り続けている。
197cmの体格と冷静な判断力を武器に、急成長中の若手守護神として注目されている。
- 第1戦 vs香港 先発90分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 出場なし
古賀太陽(柏レイソル/DF・26歳)
今季のJ1リーグでは23試合すべてにフル出場し、チームの最終ラインを支えている。
的確なポジショニングと安定したビルドアップ力で、守備の要として信頼を集めている。
- 第1戦 vs香港 先発90分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 先発90分
安藤智哉(アビスパ福岡/DF・26歳)
今季のJ1リーグでは第2節から全試合にフル出場し、センターバックながら4得点を記録している。
190cmの体格を活かした空中戦の強さと安定した守備vs応が持ち味。
- 第1戦 vs香港 先発90分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 先発90分
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア/DF・23歳)
今季のJ1リーグでは17試合に出場し、1ゴールを記録している。
192cmの体格を活かした空中戦の強さとスピードを武器に、守備面でも着実な成長を見せている。
- 第1戦 vs香港 77分から出場
- 第2戦 vs中国 先発90分(1ゴール)
- 第3戦 vs韓国 先発90分
久保藤次郎(柏レイソル/MF・26歳)
今季のJ1リーグでは22試合に先発出場し、4ゴール・4アシストと安定した成績を残している。
167cmと小柄ながら高い技術と視野の広さを活かし、中盤の起点として攻撃を組み立てている。
- 第1戦 vs香港 先発63分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 出場なし
綱島悠斗(東京ヴェルディ/MF・24歳)
今季のJ1リーグでは全21試合に先発出場し、中盤のレギュラーとしてチームの中心を担っている。
188cmの体格を活かした空中戦とタックルに強みがあり、守備的MFとして存在感を高めている。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発90分
- 第3戦 vs韓国 出場なし
ジャーメイン良(サンフレッチェ広島/FW・30歳)
今季のJ1リーグでは22試合に先発出場し、4ゴール・2アシストを記録している。
182cmの体格を活かした強烈なシュートと積極的な動き出しが武器となり、加入1年目から攻撃面で即戦力として存在感を放っている。
- 第1戦 vs香港 先発45分(4ゴール)
- 第2戦 vs中国 46分から出場
- 第3戦 vs韓国 先発85分(1ゴール)
垣田裕暉(柏レイソル/FW・27歳)
今季のJ1リーグで22試合に出場し、5ゴール・4アシストを記録している。
187cmの体格を活かしたヘディングやフィニッシュ力に加え、パスの精度でも攻撃に貢献している。
- 第1戦 vs香港 先発45分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 先発65分
宮代大聖(ヴィッセル神戸/FW・25歳)
今季のJ1リーグでは18試合に先発出場し、7ゴール・2アシストを記録している。
鋭い動き出しとゴール前での決定力を武器に、攻撃の中心として存在感を高めている。
- 第1戦 vs香港 先発77分
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 先発65分
山田新(川崎フロンターレ/FW・25歳)
今季のJ1リーグでは20試合に出場し、2ゴール・1アシストを記録している。
175cmながら鋭い動き出しと豪快なシュートを武器に、ストライカーとして存在感を放っている。
- 第1戦 vs香港 46分から出場
- 第2戦 vs中国 出場なし
- 第3戦 vs韓国 出場なし
中村草太(サンフレッチェ広島/FW・22歳)
今季のJ1リーグでは18試合に出場し、2ゴール・5アシストと攻撃陣の中で存在感を発揮している。
168cmと小柄ながらスピードとパスセンスに優れ、前線の潤滑油として攻撃にリズムをもたらしている。
- 第1戦 vs香港 46分から出場(1ゴール)
- 第2戦 vs中国 90分から出場
- 第3戦 vs韓国 出場なし
宇野禅斗(清水エスパルス/MF・21歳)
今季のJ1リーグでは22試合に先発出場し、守備的MFとして安定したプレーを見せている。
鋭いプレスと読みの良さを武器に、中盤で攻守のバランスを支える存在として注目されている。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発90分
- 第3戦 vs韓国 77分から出場
大関友翔(川崎フロンターレ/MF・20歳)
今季のJ1リーグでは20試合以上に出場し、中盤で着実に出場機会を増やしている。
攻守のバランスに優れ、パス精度と守備の読みの良さを武器に、成長株として期待が高まっている。
- 第1戦 vs香港 63分から出場
- 第2戦 vs中国 69分から出場
- 第3戦 vs韓国 出場なし
俵積田晃太(FC東京/MF・21歳)
今季のJ1リーグでは19試合に出場し、1ゴール・1アシストを記録している。
ドリブルのリズムと鋭い縦への仕掛けを武器に、攻撃のアクセントを生み出す存在として期待されている。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発64分
- 第3戦 vs韓国 出場なし
佐藤龍之介(ファジアーノ岡山/MF・18歳)
今季のJ1リーグでは18試合に出場し、4ゴール・1アシストを記録している。
運動量と縦への仕掛けを武器に、躍動感あふれるプレーで攻撃の勢いを生み出している。
- 第1戦 vs香港 63分から出場
- 第2戦 vs中国 先発69分
- 第3戦 vs韓国 65分から出場
原大智(京都サンガF.C./FW・26歳)
今季のJ1リーグでは19試合に出場し、2ゴール・6アシストを記録している。
191cmの長身を活かしたポストプレーに加え、味方の得点を引き出すパスセンスも光る。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発45分
- 第3戦 vs韓国 85分から出場
田中聡(サンフレッチェ広島/MF・22歳)
今季のJ1リーグでは14試合に出場し、堅実な守備と攻撃へのつなぎ役としての働きを見せている。
持ち前の守備安定力と中盤でのボール供給を軸に、連携を支えるバランサーとして期待されている。
- 第1戦 vs香港 出場なし
- 第2戦 vs中国 先発45分
- 第3戦 vs韓国 出場なし
まとめ
E1選手権は、国内組や若手選手に国際舞台での実戦経験を積ませることを目的とした大会で、A代表の強化や選手層の拡大という観点からも重要な役割を担っています。
選手たちの成長を見守る監督やスタッフ、代表の座をつかもうとする選手たち、それぞれの立場の思いが交錯するからこそ、この大会の意義がより深く伝わってきます。
試合結果だけでなく、若手が経験を積み、次のステップへ進む過程――そんな変化の瞬間に注目することで、E1選手権の楽しみ方が少し広がるかもしれませんね。









